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スマートホーム化

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SwitchBotで賃貸の玄関・階段を自動化してみた。抱っこ移動がラクになった話

INDEX — 目次
  1. 抱っこ移動で困っていたこと
  2. 人感センサー×2(階段上部・玄関入口)で自動化
  3. 既存の階段照明が使えなかった問題と、テープライトでの回避策
  4. ハブ2×Alexaで声掛け自動化
  5. 導入を見送ったもの:スマートロック
  6. 今回使ったデバイスまとめ
  7. 検証項目
  8. 総合判定

本記事は広告を含みます。実際に使用した上での正直な感想をもとに、商品を紹介しています。文章の構成には生成AIの力も借りています。

抱っこしたまま照明のスイッチに手を伸ばすのは、地味に面倒だった。うちはメゾネットタイプの賃貸で、玄関を入ってすぐ階段がある間取り。娘を抱っこしながら上り下りするたびに、片手で照明をオンオフする手間にずっと悩まされていた。SwitchBotの人感センサー・テープライト3・ハブ2を組み合わせて、この「片手ふさがり問題」をどこまで自動化で解決できたのか。工事不要でできたこと、賃貸の構造上どうしても諦めたこと、両方を正直にまとめる。

抱っこ移動で困っていたこと

我が家はメゾネットタイプの賃貸マンションで、玄関を入ってすぐに階段がある間取りだ。娘が生まれてから、この間取りが地味に大変だということに気づいた。

夜中の寝かしつけや外出からの帰宅時、娘を抱っこしたまま階段を上り下りする場面は毎日何度もある。そのたびに、階段の照明・玄関の照明を手動でオンオフする必要があった。片手はいつも娘を支えているので、実質使えるのはもう片方の手だけ。ドアを開け、荷物を持ち、スイッチを押す、という動作を片手でこなすのは、思っていた以上にストレスだった。

「移動のたびに手を止めてスイッチを押す」という小さな動作を減らしたい、というのがSwitchBot導入の一番の動機だった。

人感センサー×2(階段上部・玄関入口)で自動化

最初に導入したのは人感センサーで、階段上部と玄関入口の2箇所に設置した。人が近づくと自動で照明がオンになり、一定時間経過すると自動でオフになる仕組みだ。

導入してからは、抱っこで両手がふさがっていても、階段や玄関を通るだけで自動的に足元が明るくなる。スイッチを探して押すという動作自体がなくなったので、地味にストレスだった「片手でスイッチ操作」問題はこの時点でほぼ解消された。

消し忘れの心配がなくなったのも思わぬメリットだった。以前は照明をつけっぱなしにしてしまうことがよくあったが、人感センサーの反応があってから一定時間後にオフになるよう、アプリでオートメーションを組んでいる。これのおかげで、電気の消し忘れを気にする必要もなくなった。

既存の階段照明が使えなかった問題と、テープライトでの回避策

階段の照明を自動化しようとして最初にぶつかったのが、既存の照明がそもそもSwitchBot対応にできないという問題だった。うちの階段照明はダウンライトで、リモコン非対応。しかも交換するには電気工事士の資格が必要で、自分では手を出せない。

そこで、既存の照明はそのままに、階段の手すりに沿ってSwitchBotの「テープライト3」を設置することにした。SwitchBotのテープライトには実は初代・2・3・RGBICの4モデルがあり、選ぶ基準に悩む人も多いと思う。自分がテープライト3を選んだ理由(輝度が不明な不安、電球色が欲しかったこと)はSwitchBotテープライト全4モデル比較〜にまとめているので、モデル選びで迷っている人は参考にしてほしい。

もともと5mの長さがあり、切って使うこともできる製品だが、自分の場合は切らずにフルに5m使い切る形になった。

SwitchBotテープライトのスイッチ部分。配線はダイソーの配線隠しでまとめている

電源は玄関側のコンセントから取っている。玄関の鍵などを置けるスペースにコンセントがあるので、そこから壁沿いにコードを這わせ、這わせた部分はダイソーの配線隠しで隠している。LEDテープライト本体は、階段の手すりの根本に引っ掛けるようにして設置し、そこから階段上部の手すりまで沿わせている。垂れ下がっているコードはリモコンのセンサー部分だ。

設置してみて助かったのが、コードの長さに余裕があったことだ。コンセントからスイッチ部分までが約140cm、スイッチからLEDテープ本体までがさらに約100cmある。合計すると2m以上の余裕があるので、コンセントの位置がテープを貼りたい場所から多少離れていても問題なく届く。賃貸で「コンセントの近くにしか設置できない」という制約に悩まされがちだが、この長さのおかげでレイアウトの自由度はかなり高かった。

購入前に一番不安だったのが、テープライトだけで階段の明るさが足りるのかという点だった。実際に設置してみると、この通り階段全体がしっかり明るく、既存のダウンライトを使わなくても十分な照度が確保できている。

SwitchBotテープライトだけで照らした階段。既存照明なしでも十分な明るさがある

既存照明を活かせないなら諦める、ではなく「別の場所に新しく光源を足す」という発想の転換で解決できた、という話だ。

ハブ2×Alexaで声掛け自動化

SwitchBotハブ2は、Google HomeとAlexaの両方に登録している。GoogleアシスタントもAlexaも同じように使えるようにしておけば、どちらか片方が調子悪いときにも困らないだろう、という単純な理由だ。

ただ、実際に一番活躍しているのはAlexa経由の声掛けだ。使っているスピーカーはBose Home Speaker 450で、Amazon純正のEchoシリーズではないのだが、Alexaに対応している機種なのでAlexaを設定して使っている。エアコン・テレビ・照明のオンオフをこのスピーカーへの声掛けで操作し、娘向けに室温が適温を保つオートメーションも組んでいる。さらに外出先から帰宅前にアプリで部屋を涼しくしておく、という使い方もしている。

正直に書くと、Galaxy WatchにもGeminiが搭載されていて、腕時計への声掛けで同じことができるはずだった。AIとしての性能で言えばGeminiの方が上だという認識があるので、本当はそちらを使いこなしたかった。ところが、娘を抱っこしている状態だと、意外と腕時計のマイクが声を拾ってくれない。スマートフォンも同様で、ポケットに入れたままでは当然ながら声を拾ってくれない。結局、体に着けている・持っているデバイスは、抱っこで両手がふさがっている状況では声掛けの起点として機能しにくいということなのだと思う。

その点、部屋に置いてあるスピーカーに向かって話しかけるAlexaは、抱っこ中でも普通に声を拾ってくれる。「性能で選ぶならGemini、抱っこ育児の実用性で選ぶならAlexa」というのが、ここ数ヶ月の実感だ。

なお、これから声掛け自動化を試したい人には、必ずしもBoseのような高価なスピーカーは必要ない。Alexaが使えれば同じことができるので、手軽に始めたいならAmazon Echoシリーズが定番の入口になる。

導入を見送ったもの:スマートロック

照明を自動化できたので、次は玄関の鍵も自動化したいと考えた。しかし実際に検討してみると、うちの賃貸ドアの構造では後付けができないことが分かった。

玄関ドアのサムターンとノブが一体型になっている金具

うちの玄関ドアはサムターン(鍵を回す部分)とドアノブが一体型になっている。スマートロックを取り付けるには、サムターンの周囲にある程度の厚みの余裕が必要になる。サムターンの左側に取り付けようとすると、ロックの厚みでノブそのものが押し込めなくなり、結果としてドアを押して開けられなくなってしまう構造だった。それなら右側に取り付ければ良いのではと思ったが、右側には取り付けに必要な隙間そのものがなく、結局どちらの側にも設置できないという結論に至った。

照明系は工事不要でほぼ問題なく自動化できただけに、鍵だけ諦めることになったのは正直悔しい。ただ、賃貸で原状回復が必要な物件では、こういう「構造的に無理だった」というケースも当然あるはずだ。導入を検討している人は、購入前にドアのサムターン周りの余裕を確認しておくことを強くおすすめしたい。

それでも、スマートロックそのものはおすすめしたい。以前住んでいた家はスマートロックではなかったが、鍵ではなく暗証番号で開けられる電子錠がデフォルトで付いていた。当時はそれが当たり前だと思っていたが、後から振り返ると、鍵を持ち歩く・鍵を探す・鍵をなくさないように気を使う、というストレスから解放されていたことに気づいた。抱っこで両手がふさがっている今の生活だと、鍵を取り出す動作自体が地味に負担になる。

なお、調べる中で「サムターンオフセットアダプター」という、ギアを重ねて回転軸をずらす部品を扱っている業者があることも分かった。ただしこれは特定の一社が独自に製造・販売している製品で、広く確立された標準的な解決策というわけではなさそうだった。我が家の場合はドアノブと扉の間に隙間そのものがなく、ギアを重ねるほど本体がドアから飛び出す形になってしまうため、見送った。

だからこそ、ドアの構造上取り付けられる家に住んでいる人には、SwitchBotのスマートロックの中でも最上位モデル「ロック Ultra」と指紋認証パッドがセットになった「ドアロックUltra 指紋認証セット」をおすすめしたい。電池切れ対策は3段階になっている。メインバッテリーは1年に1度の充電で足り、万が一切れても予備電池(CR123A)で最大1000回分の緊急解錠ができ、それも尽きた場合は微電流解錠機能で5回分の応急解錠ができる。ここまで対策されていれば、締め出しの不安はほぼない。

さらに指紋認証パッドがセットになっているので、指紋認証(最大100件登録可能)に加えて、Suicaなどの交通系ICカードやNFCカードでの解錠にも対応する。将来娘が大きくなったときに、専用のICカードやスマートフォンで鍵を持たせられるので、合鍵を新しく作る必要がない。個人的に一番惹かれているのは、解錠の通知をトリガーにして照明を自動でつけるなど、他の自動化の起点にできる点だ。正直に言うと、この解錠通知連携をやりたくてスマートロックを導入したかった、というのが本音に近い。

ロックUltra以外にもLite・ロック(通常版)・Proとラインナップがあり、価格や電源方式もそれぞれ違うので、SwitchBotスマートロック全4モデル比較でモデルごとの違いも整理している。

SwitchBot ドアロックUltra 指紋認証セットはこちら

(参考:SwitchBot ドアロックUltra 指紋認証セット公式ページ)

今回使ったデバイスまとめ

デバイス役割ひとことメモリンク
人感センサー(2個)階段上部・玄関入口の自動点灯消し忘れもオートメーションで解決こちら
テープライト3交換できない階段のダウンライトの代替5mフル使用、明るさも十分こちら
ハブ2Alexa・Google Home経由の声掛け自動化の起点エアコン・照明もまとめて操作こちら
Amazon EchoシリーズAlexaを手軽に使うためのスピーカー入口自分はBose Home Speaker 450を使用こちら
SwitchBot ドアロックUltra 指紋認証セット玄関の鍵の自動化(見送ったが推奨)電池切れ対策3段階、解錠通知で自動化もこちら

検証項目

評価軸判定詳細
導入の手軽さ(工事不要)◎人感センサー・テープライトとも穴あけや電気工事なしで設置できた
抱っこ移動時の実用性◎片手でスイッチを探して押すという動作がほぼなくなった
声掛け自動化の実用性◎抱っこ中でもAlexa経由の声掛けは確実に反応した
見た目の仕上がり◎配線隠しで生活感を抑えつつ、階段の明るさも十分確保できた

今回使った人感センサー・テープライト3・ハブ2は、いずれもSwitchBot公式サイトでまとめて確認できる。

SwitchBot公式サイトはこちら

総合判定

 

合格PASS

合格。ただし「すべてが自動化できたわけではない」という正直な結果込みでの合格。

照明まわりは人感センサー・テープライト・ハブ2の組み合わせで、抱っこ移動時の「片手でスイッチ操作」というストレスをほぼ解消できた。工事不要で導入できる範囲であれば、賃貸でもかなりのことができるという実感を得られたのは大きい。一方でスマートロックはドアの構造上断念することになり、鍵の自動化までは実現できていない。賃貸でスマートホーム化を検討している人は、うちのような「サムターン・ノブ一体型」の物件かどうか、購入前に確認しておくと失敗を避けられると思う。