化学メーカーで品質管理をしているパパが、時短ガジェットを検証するブログ
HOME

育児タイムハック

育児タイムハック
合格PASS

新生児1ヶ月、これさえあれば持つ。本当に必要なものだけ厳選リスト

INDEX — 目次
  1. 【早見表】新生児1ヶ月 必要・不要リスト
  2. ①衣類
  3. ②おむつ用品
  4. ③授乳用品
  5. ④沐浴・お風呂
  6. ⑤寝具・居場所
  7. ⑥外出グッズ
  8. ⑦体温・健康管理・ケア
  9. ⑧安全対策
  10. ⑨番外編:ガジェット・環境系
  11. チェックリストで買い忘れをなくす
  12. まとめ

本記事は、実際の使用体験をもとに、文章の構成には生成AIの力も借りて書いています。

出産準備リストは検索すればいくらでも出てくる。ただ、どれも似たような内容で、結局「本当に必要なもの」がどれなのか最後まで分からなかった。パパ検証ラボの「このサイトについて」にも書いた通り、そういうモヤモヤした情報こそ自分で検証して形にしたい、というのがこのブログを始めた理由の一つだ。

育児雑誌やベビー用品店の「あれもこれも」リストには、正直、実際にはほとんど使わなかったものも混ざっている。逆に、リストには載っていないのに毎日フル稼働したものもある。この記事では、品質管理職としての「検証」の視点で、新生児期(生後1ヶ月)に実際に使ったもの・使わなかったものを、①衣類②おむつ用品③授乳用品④沐浴・お風呂⑤寝具・居場所⑥外出グッズ⑦体温・健康管理・ケア⑧安全対策⑨番外編(ガジェット・環境系)の9カテゴリで整理した。

先に結論を言うと、新生児期に本当に必要なものは、世間のリストほど多くない。一方で、一般的なリストには載っていないのに実際は必須級だったものもいくつかある。無駄買いを防ぎたい人は最後まで読んでほしい。記事の最後には、実際にチェックしながら買い物できる対話式チェックリストも用意したので、ぜひ活用してほしい。

なお、この記事は春生まれ・生後すぐ夏に向かう時期の実例だ。衣類の枚数やあせも対策など、季節で変わる項目はその前提で読んでほしい。

【早見表】新生児1ヶ月 必要・不要リスト

先に9カテゴリの結論だけをまとめる。詳しい理由は各カテゴリの本文で解説する。

絶対必須(我が家で毎日フル稼働した)

  • 単肌着・カバーオール(各5枚程度)/セレモニードレス/大判のおくるみ(4枚・バスタオル兼用)
  • 紙おむつ/厚手のおしりふき/小分けで捨てられるポリ袋
  • 哺乳瓶(母乳実感160ml×4本)/粉ミルク/授乳クッション
  • ベビーバス/ベビーソープ/保湿剤
  • ベビーベッド+硬めの敷きマットレス/抱っこ布団/防水シーツ(複数枚)+ズレ防止クリップ
  • チャイルドシート
  • ベビー用爪切り
  • 温湿度計/電気ポット/湯冷まし用ボトル/ミルク用軽量スプーン/授乳ライト/サーキュレーター
  • 見守りカメラ・センサーパッド(SIDS予防を過信しない前提の「お守り」として)

あると便利(家庭の方針・状況で要否が分かれる)

  • 電動さく乳器(搾乳した母乳を哺乳瓶であげる運用なら必須)
  • おしゃぶり/鼻吸い器(シュポット)(どちらも「親の安心材料」寄り)
  • 電動バウンサー(ネムリラ等。手動でスイングできるタイプなら新生児から)
  • ロボット掃除機・食洗機
  • 記念系(足形・手形スタンプ、命名書、ニューボーンフォトの予約)

あとでOK・不要だった(新生児1ヶ月では出番なし)

  • 靴下・ミトン・長肌着(不要)/スタイ(生後4ヶ月頃から)/ガーゼハンカチ(よだれが増える時期から)
  • 沐浴剤・湯温計・専用バスタオル(不要)/お風呂用ベビーチェア(生後2〜3ヶ月から)
  • ベビーカー・抱っこ紐(生後1ヶ月頃から。産後の様子を見て購入で間に合う)
  • 体温計・ベビースケール・清浄綿・おむつ用ゴミ箱・おしりふきのフタ(買わずに済んだ)
  • ベビーゲート・引き出しロック・コンセントカバー(生後5ヶ月頃から)/プレイマット・プーメリー・絵本(後回しでOK)

①衣類

我が家では単肌着5枚・カバーオール5枚で足り、靴下・ミトン・長肌着は不要だった。逆に、一般的には「代用できる」とされがちなセレモニードレスと大判のおくるみ(4枚)は必須級だった。

一般的には、短肌着(5〜6枚)・コンビ肌着(5〜6枚)・ロンパースやカバーオール(3〜5枚)が基本セットとされる。季節別に見ると、春秋は5〜6枚、夏は汗で着替えが増えて7〜8枚、冬は生地が乾きにくいため多めに用意するのが目安だ。長肌着・靴下・ミトンは出番が少なく、スタイは生後4ヶ月頃のよだれ増加まで不要、というのが一般的な見解になっている。なお、これらの必要枚数に関しては、複数の助産師監修記事を確認した限り性別による違いへの言及はなく、必要なアイテムの種類・枚数が性別で変わることはない。

うちの場合、単肌着5枚・カバーオール5枚のシンプルな組み合わせだけで回していた。最初は背中漏れが多く、1日3枚ほど着替えさせて毎日洗濯していたが、親が着替えのコツに慣れてくると背中漏れ自体が減り、洗濯の頻度も自然と落とせた。ここは子や季節による差が大きいところなので、この枚数はあくまで「うちの実例」として参考程度に見てほしい。

靴下とミトンは正直不要だった。ミトンは退院日に一度着けただけで、気づいたらなくしていた。長肌着も買わなかった。

一方、セレモニードレスは絶対必須だと思う。退院時にセレモニードレスを着せるのは日本の慣習として一般的だし、生後1ヶ月頃のお宮参りでも同じドレスを使うので、1回きりの出番ではない。ここは「普段着で代用できる」という一般論もあるが、うちの実感としては用意しておいて正解だった。

お宮参りを含む新生児期の行事の詳細は、お七夜・お宮参り・お食い初めをやってみた話にまとめている。

おくるみも必須級だ。専用のバスタオルを別に買わなくても、大判のおくるみ(うちは6重ガーゼ、105×105cm)を沐浴後のバスタオル代わりに毎日使えるからだ。「包んであやす」スワドルとしての本格活用は生後2ヶ月を過ぎてからだったが、バスタオル兼用としては退院直後からフル稼働している。枚数は、専用のおくるみ3枚に、内祝いでもらったバスタオルを1枚足して計4枚で回していた。最初は毎日洗濯していたが、慣れるにつれて1日おき、2日おきと洗濯の間隔が伸びていったので、結果的には4枚あれば十分だった。

②おむつ用品

絶対必須は紙おむつ・厚手のおしりふき・「小分けで捨てられるポリ袋」の3つ。おむつ用のゴミ箱と別売りの「おしりふきのフタ」は買わずに済んだ。

紙おむつとおしりふきは当然ながら絶対必須。うちはパンパース「はじめての肌へのいちばん」(通称「はだいち」、5kgまで対応)を、コストコで144枚(72枚×2パック)入りのセットを2セット購入した。1日10枚使う想定でちょうど良い量だ。新生児の体には少し大きめで、最初の頃は背中漏れがよく起きた。生後2週間頃、ニューボーンフォトを担当してくれた助産師さんから「グーンは小さめで新生児向き」とアドバイスをもらい試供品を試したところ確かに良さそうだったが、はだいちを既に買っていたので乗り換えはしなかった。2セットは1ヶ月健診まで十分足りて、健診で医師から「もうサイズアップしていいよ」と言われてサイズを変更した。

おしりふきはコストコのカークランドシグネチャー(900枚入り)を使用中。パッケージにフリップ式の蓋が最初から付いているので、別売りの「おしりふきのフタ」は不要だった。ここは「フタを買う」より「フタ付きの商品を選ぶ」という視点の方が正確だと思う。もう一つ大事なのが厚みで、絶対に厚手のものを選んだ方がいい。最初はうんちを拭くのに不慣れで不安だったが、慣れてくると厚手のおしりふきの頼もしさを実感した。粉ミルクのまとめ買い特典でもらえる薄いおしりふきでは、正直うんちを拭く気になれないくらい頼りない。あの薄さは口拭き用と割り切った方がいい。

意外と一般的なリストに載っていないが、絶対必須だと感じたのが「小分けで捨てられるポリ袋」だ。おむつ用のゴミ箱は結局買わなかった。最初は匂い遮断に強いとされる半斤用のパン袋(おむつ3個分くらい入るサイズ)を使っていたが、途中から、もっとたくさん入るチャック付きの安いポリ袋(おむつ9個分くらい)に切り替えた。新生児期(離乳食が始まる前)はそこまで匂いがきつくなく、この程度のポリ袋で十分だった。

使い捨ておむつ替えシートは外出先では便利だが、新生児期はそもそも外出しなかったので出番はなかった。

③授乳用品

我が家では哺乳瓶(母乳実感160ml×4本)・粉ミルク・授乳クッションが必須だった。搾乳した母乳を哺乳瓶であげる運用だったため電動さく乳器も使ったが、ここは家庭の授乳方針によって要否が分かれる。

哺乳瓶・乳首は記事⑤で紹介した「母乳実感」160ml×4本、乳首はSSサイズ。粉ミルクは産院で使っていたのと同じ「ほほえみ」に合わせた。入院中に夫が買っておける、という実用的な理由からだ。その後、コストダウンのために「ピュア」に切り替えている。哺乳瓶の消毒器は「ポチット」のみで、別途専用の消毒機は使っていない。

授乳クッションは絶対必須だと思う。これがないと哺乳瓶を飲ませるだけでも意外と大変だ。うちはBABYKURU®の「ナーシングピロー」(助産師監修、ウレタンフォーム)を使っている。

電動さく乳器も使用している。搾乳した母乳を哺乳瓶であげる運用をしていたためだ。最初はメデラの「メデライージー」(10段階吸引圧・カウントタイマー付き)を使っていたが、片手で本体を持ち続けるのがしんどいらしく、ハンズフリー化を検討した。メデラのハンズフリーモデルは価格が高くて断念し、現在はizxiの「電動さく乳器 YW-501」(ハンズフリー対応・装着型)に落ち着いている。

④沐浴・お風呂

必須はベビーバス(我が家は床置きのマット型)・ベビーソープ・保湿剤の3つ。沐浴剤・湯温計・専用バスタオル・お風呂用ベビーチェアは、新生児1ヶ月の時期には不要だった。

ベビーバスは、リッチェルの「ひんやりしないおふろマットN」を使っている。シンク用でも浴槽の中に入れるタイプでもなく、お風呂場の床(シャワーを使う場所)に直接置いて使うマット型で、赤ちゃんの背中からおしりにかけてお湯を溜められる形状になっている。プレパパママ教室で紹介されていた「お湯をたっぷり入れて手で赤ちゃんを浮かせるタイプ」のベビーバスは、正直扱う自信がなかった。調べてみると、ベビーバスにはエア(空気式)・シンク用・床置き・マット型など複数のタイプが併存していて、「これが主流」と言い切れるものではなさそうだった。「これなら赤ちゃんも安定するし使いやすそう」と思ってYouTubeで見て手頃な価格だったこちらを選んだが、実際に洗いやすく、今も現役で大活躍している。

ベビーソープはアロベビーの「ミルクウォッシュ」(泡タイプ)を使用中。「高い分、品質も高いはず」という考えで、まず高価格帯のものから試した。ただ、これは調べてみて分かったのだが、「高いから一律に品質が良い」とは言い切れないというのが正直なところだった。アロベビーの「ミルクローション」(保湿剤)はオリーブ果実油やシア脂などの天然油脂をしっかり配合していて、専門家からも「乾燥肌に効きやすい贅沢な処方」と評価されている。一方で今回使ったベビーソープの方は、ベースが「純粋な石鹸」でアルカリ性という指摘があり、配合されているエキス自体は質が良くても、石鹸ベースの脱脂力の強さがそのメリットを打ち消しているという厳しい見方もあった。実を言うと、ソープを選んだ理由は「なんとなくローションと同じブランドで揃えた」程度で、深い理由があったわけではない。ただ特に肌トラブルが出て困っているわけでもなく、ローションほど減りも早くないので、今もそのまま使い続けている。

ガーゼハンカチは西松屋で買ったものの、あまり使わなかった。沐浴のときは前を開けた単肌着をガーゼ代わりにしていたし、ミルクの吐き戻し拭き用に用意していたが、娘はほとんど吐き戻さなかった(片手で数えられるくらい)。新生児期よりも、よだれが増えてきた今の方がガーゼの出番は多い。

沐浴剤・湯温計は使わなかった。バスタオルも専用のものは買わず、おくるみを兼用で使っている。お風呂用ベビーチェアは聞いたこともなかったが、調べてみるとこれは当然で、沐浴期(新生児〜1ヶ月頃)には基本的に出番がなく、大人と同じ湯船に入るようになる生後2〜3ヶ月以降のアイテムだった。「不要」というより「この時期はまだ対象外」というのが正確なところだ。

⑤寝具・居場所

我が家ではベビーベッド(+硬めの敷きマットレス)に加えて、床に置く「抱っこ布団」と複数枚の防水シーツが必須級だった。ベビーベッドの中だけでおむつ替えをすると腰への負担が大きく、別に低い居場所が要る。

ベビーベッドはApricaの「ココネルエアー」を使っていて、新生児期は基本的にここで寝かせていた。敷き布団マットレスは西川(HYPNOS)の「ベビー敷き布団マットレス」(ミニサイズ60×90cm、日本製)で、ココネルエアーのサイズに合わせて選んだ。硬めのものであれば、サイズさえ合っていれば深く悩まなくていいと思う。

ただ、妻からは「ココネルエアーは使い勝手があまり良くなかった」という感想が出ていた。「高さ調節ができるとありがたかった」「ベッド下を荷物入れに使えたら嬉しかった」とのことで、実際に調べてみるとこの感想は正確だった。ココネルエアーは仕様上、ベッド下の収納スペースが存在しない(公式にも「収納力がない」と明記されている)。SNSで見かける「下段収納」は、上段を使っている新生児期にできる空洞を無理やり使う裏技であって、本来の機能ではない。高さ調節も70cmと49cmの2段階のみで、細かい調整はできない仕様だ。もし今から選ぶなら、カトージの「ハイポジション ベビーベッド アーチⅡ」のように、最初から高さ調節と収納棚を両立した木製ベビーベッドも検討する価値があると思う。

おむつ替えについては、一般的には「高さのあるベビーベッドなら立ったまま替えられて腰の負担が減る」とされているが、うちの実感はむしろ逆だった。おむつ替えのたびにベビーベッドの中で替えると腰がしんどく、その都度赤ちゃんを下に降ろして、床に置いた「抱っこ布団」の上で替えていた。この抱っこ布団は、ベビーベッドとは別のもう一つの居場所として絶対必須だったと思う。うちが使っているのはPUPPAPUPO(プッパプーポ)の「抱っこふとんカバー」(2重ガーゼ/イブル/天竺、綿100%)だ。

防水シーツも必須級だった。背中漏れやおむつ替え中のおもらしが頻発するので、ベビーベッドのマットレス用と抱っこ布団用に、同じ製品を複数枚買っておくとよい。うちが使っているケラッタの「防水シーツ」(60×90cm)は2枚セット売りで、4枚欲しかったので2セット買った。抱っこ布団の防水シーツがズレるのを防ぐため、Hopeholicの「布団ズレ防止クリップ」(8個セット)も使っていて、これがあるとズレなくなって快適だった。

添い寝はしていない。単純に怖くてできなかったのだが、大人用ベッドでの添い寝は窒息・転落のリスクがあるため避けた方がよいというのが一般的な助産師の見解でもあり、結果的に安全な判断になっていたと思う。

⑥外出グッズ

新生児期に必須なのはチャイルドシートだけだった。ベビーカーと抱っこ紐は生後1ヶ月頃までは使わず、産後の様子を見てから買っても間に合う。ただし、後から夫婦で選びに行くには赤ちゃんを預けられる環境が要る。

チャイルドシートは2台使った。今は妻の車としてスズキ・ソリオに乗っているが、新生児期はまだ買い替え前の車に乗っていて、そちらが非ISOFIX対応車だったため、まずはシートベルト固定式の「Joie(ジョイ) ステディ」(型番R8O77、ECE R129適合、新生児〜4歳頃まで)を購入した。その後ソリオに買い替えたタイミングで、ISOFIX対応のコンビ「THE S premium R129 エッグショック VA」(新生児〜約7歳、身長40〜125cm対応)を追加で購入している。

ベビーカーと抱っこ紐は、新生児期は使わなかった。うちは抱っこ紐(記事⑳)を生後ちょうど1ヶ月頃から使い始めている。ベビーカーも同様に、産後の様子を見てから買うので十分だとは思うが、正直ここは難しいところでもある。新生児を連れて家族3人で買い物に行くのは、初めての外出になる可能性も高くハードルが高い。かといって、高い買い物だからこそ夫婦2人で一緒に見て決めたいのに、片方が新生児を見ている間にもう片方だけが決めてくる、というのも避けたい。結局、夫婦揃って買い物に行くには、赤ちゃんを預けられる誰かが必要になる。うちの場合は、1ヶ月健診の少し前から妻の母が住み込みで1ヶ月ほど手伝いに来てくれていたので、育児に慣れた第三者に任せられる環境があり助かった。猶予はあるとはいえ、後から買うにはそれなりの環境づくりが必要、というのが実感だ。

⑦体温・健康管理・ケア

我が家で必須だったのはベビー用爪切りと保湿剤だった。体温計・ベビースケール・清浄綿は使わず、鼻吸い器(シュポット)とおしゃぶりは「あると安心」の位置づけだった。

爪切りは電動爪やすりではなく、普通のベビー用爪切りを使った。電動タイプは「うるさいらしい」と聞いたのが理由だが、これは伝聞であって自分で確かめたわけではない。

保湿剤は朝晩2回、朝はピジョンの「ベビーミルクローション うるおいプラス」、夜はアロベビーの「ミルクローション」と使い分けている。アロベビーの方が減りが早いので、節約を兼ねての使い分けだ。ちなみに保湿は1日2回(お風呂上がりと朝の着替え後)が小児科でも推奨される標準的な頻度らしく、うちのペースは特に外れていなかった。

うちは春生まれで、すぐに夏に向かう時期だったこともあり、あせも・肌荒れが出やすかった。保湿剤だけで改善していたのかは正直よく分からず、最終的に小児科を受診して処方の肌荒れ防止クリームを併用したところ、次の日には治っていたくらい劇的に改善した。赤ちゃんの肌は新陳代謝(ターンオーバー)の周期が大人よりかなり早い(目安で5〜6日程度とされる)らしく、治りの速さにはこうした肌の若さも関係していそうだ。保湿剤だけに頼らず、あせも・肌荒れがひどいときは小児科を受診するのが実は一番の近道かもしれない、というのが実体験からの学びだ。

おへそのケアは、沐浴後に水分を綿棒で拭き取るのが基本で、うちも最初はそうしていた。ただ、うちの子はおへそが化膿してしまい、そのときは小児科で「水分を拭き取ると同時に、水が入らないようワセリンを塗るように」と指導された。一般的には、おへそのケアで大切なのは乾燥で、消毒すらおへそが取れる期間を延ばすとして不要論が増えているそうなので、通常時はワセリンなどで保湿するより乾燥させる方を優先した方がよさそうだ。気になる場合は自己判断せず、かかりつけの小児科や産院に相談してほしい。

体温計は使わなかった。ベビースケールも買っていない。

おしゃぶりは毎日フル活用したわけではないが、他の方法でどうしても泣き止まず困ったときに実際に助けられた場面があった。就寝時のおしゃぶり使用には、乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症率を下げる保護効果があるという小児科医監修記事の見解もある。「泣く理由はミルクくらいで、そんなに必要ないのでは」と当初は思っていたが、調べてみると新生児の泣きの約半数は原因不明とされていて、空腹以外にもおむつ・体温・服のきつさなど様々な要因がある。原因不明の泣きに対しては、おしゃぶりが役立つ場面もあるようだ。ただ、うちの娘はすぐに吐き出してしまう子だったので、泣き止むのも一瞬だけだった。ずっと手で押さえているか、落とすたびにすぐ口に戻すか、という感じで、正直そこまで手放しに便利だったわけではない。それでも毎日必須というわけではないが、「お守り」として持っておくと安心なアイテムだと思う。

鼻吸い器(シュポット)は使用頻度自体は多くなかったが、新生児は鼻の穴が狭くて苦しそうにしていることがあり、あってよかった。ベビー用綿棒を使うのは怖かったので、シュポットの方が安心して使えた。調べてみると、小児科医によれば新生児期の鼻水吸引は医学的に必須というほどではなく、よく飲んでよく寝て体重も順調に増えていれば無理に吸う必要はないとされている。なので「あってよかった」というのは実際の医療的な必要性というより、やはり「親の精神安定剤」的な位置づけが近いと思う。鼻が詰まって「ふがふが」という音を立てて泣くのを聞くと心配になるが、吸引するとその音が消えるので、それで安心できていた、というのが実態に近い。

新生児期に10回だけ使ってみて「本当に要るのか」を考えた結論は、ピジョン「シュポット」は本当に必要かにまとめた。

清浄綿は正直、用途をよく理解していなかった。精製水などに浸した使い切りタイプのコットンで、伝統的には赤ちゃんの目・口まわり・おへそのケア・おむつ替え時の陰部拭きなど、石鹸を使わない部分のケア全般に使われてきたものらしい。ただ最近の育児指導では、濡らしたガーゼで代用できるとされることが多いようだ。うちは粉ミルクのまとめ買い特典でおしりふきをもらうことがあったが、生地が薄すぎておしり拭きには使えず、逆に口拭き用として活用していた。

⑧安全対策

新生児1ヶ月では、ベビーゲート・引き出しロック・コンセントカバーはすべて不要だった。必要になるのは赤ちゃんが自力で動き始める生後5ヶ月頃からだ。見守りカメラは導入したが、SIDS予防を過信しないという前提での「お守り」だ。

ベビーゲート・引き出しロック・コンセントカバーは全て未使用だった。赤ちゃんが自力で移動を始める生後5ヶ月頃を目安に検討すればいい。

見守りカメラは購入して使っている。新生児期はCuboAIとセンサーパッドのセットのみを使っていた(SwitchBotの見守りカメラ(記事⑭)は後から導入したもの)。ここは一つ注意しておきたいことがある。センサーパッドのようなベビーモニターへの依存が、乳幼児突然死症候群(SIDS)を防いでくれると期待しすぎるのは危険だ。日本小児科学会の意見書では、無呼吸監視装置がSIDSの予防に有効であったという疫学的データはないと明言されていて、むしろ「装置を過信して赤ちゃんを長時間一人にしてしまう」危険性が明確に警告されている。見守りカメラやセンサーパッドは、あくまで親の不安を軽減する「お守り」であって、これに頼って安全な寝かせ方(硬い敷布団を使う、仰向けで寝かせる等)を怠ってはいけない、という点は強調しておきたい。

⑨番外編:ガジェット・環境系

番外編で我が家が「必須級」と判断したのは、温湿度計・電気ポット・湯冷まし用ボトル・ミルク用軽量スプーン・授乳ライト・サーキュレーターだ。一般的な出産準備リストには載らないが、調乳と室温管理を毎日回すうえで効いた。パパ検証ラボらしいガジェット・環境系のアイテムを、以下で個別に見ていく。

温湿度計は絶対必須だと思う。SwitchBotハブ2(記事⑮)には温湿度計が内蔵されていて、赤ちゃんの体調管理に直結する室温・湿度の管理に役立っている。エアコンと組み合わせて使うサーキュレーター(アイリスオーヤマの「ACサーキュレーター WooZoo」、型番PCF-SC15TCB-W)も、一日中つけっぱなしになる分の電気代を考えるとほぼ必須級だ。

授乳・調乳まわりでは、湯冷まし用のボトル(プラ製の水筒)と電気ポットはどう考えても必須だった。ミルク用の軽量スプーン(100ml用・50ml用)はセリアで買えるが、これも実質必須級だと思う。1日に何度も細かい単位で計量する作業を、普通のスプーンでやるのは正直かなりつらい。授乳ライトは、夜間に部屋の照明をつけると赤ちゃんが覚醒してしまうため欲しかったアイテムで、うちは赤や青など色を変えられる安価なランプを購入した。暖色系の光の方が赤ちゃんを覚醒させにくいとは一般的によく言われている。

ネムリラ(記事⑦)は、手でスイングできるタイプなら新生児期から使えたかもしれない。必須ではないが、選択肢として知っておいて損はない。

プレイマットとプーメリーは、新生児期はまだ体を動かさないのでどちらも後回しでよい。絵本も同様で、新生児は視力が弱くほとんど反応しないが、これは発達として正常なこと。絵を見せる効果は薄くても、声を聞かせる・触れ合う時間としての価値はあるので、「不要」と切り捨てるよりは「あってもいい」くらいの位置づけだと思う。

ロボット掃除機と食洗機も、あると非常に助かるアイテムだ。産後は母体の回復のために安静が必要な時期なので、家事は基本的に自分がやっていて、まずは自分の負担を減らす目的で活用していた。育休が明けてからは家事の中心が妻に移ったので、今度は妻の負担軽減にも役立っている。うちはどちらも以前から持っていたものをそのまま活用した。

出産にまつわる記念系のアイテム(足形・手形スタンプ、命名式の飾り付け、バルーンなど)は、正直うちでは妻の得意領域で、自分はほとんどノータッチだった。ここは得意な人に任せる前提で、忘れずに準備だけはしておくといいと思う。命名書は楽天で代筆・郵送してくれるサービスに頼んだ。絶対必須というほどではないが、日本の伝統行事として用意する家庭は多い。ニューボーンフォトの撮影を考えている人は、早めに予約しておくのがおすすめだ。この辺りの体験は別記事で詳しくまとめたので、あわせて読んでみてほしい。

チェックリストで買い忘れをなくす

ここまで9カテゴリ分をまとめてきたが、実際に買い物をするときにこの記事を何度も読み返すのは大変だと思う。そこで、この記事の内容をもとにした対話式のチェックリストページを作った。「絶対必須」「あると便利」「あとでOK」を項目ごとにチェックしていける形式で、スマホのホーム画面に追加しておけば、次からアプリのように開ける。チェックした内容はブラウザに保存されるので、買い物のたびに確認できる。

まとめ

 

合格PASS

新生児期に本当に必要なものは、世間の出産準備リストが想像させるほど多くない。一方で、小分けで捨てられるポリ袋・抱っこ布団・防水シーツの複数枚買い・温湿度計・電気ポットのように、一般的なリストには載っていないのに実際は必須級だったものもいくつもあった。

セレモニードレスや授乳クッションのように、一般的には「代用できる」とされがちだが実際には必須だったものもある。逆にガーゼハンカチのように、必須とされがちだが実際にはあまり使わなかったものもあった。この記事の内容がすべての家庭に当てはまるわけではないが、「うちはこうだった」という一次情報として、これから準備する人の判断材料になればうれしい。